姥子温泉(箱根)秀明館

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箱根の姥子温泉『秀明館』にやってきました。
ここは首都圏から2時間程度で来られる範囲としては、最高級の温泉だと思っています。もちろんもっと足を伸ばすことが可能なら、北関東や長野には素晴らしい温泉がたくさんありますし、九州や東北、北海道などには、もっとスペシャルな温泉がたくさんあって、豊かな湯治文化も残っているのでしょうけれど、残念ながらなかなかそこまでたどり着けません。さて、大好きな姥子温泉をこれから堪能します。

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緑の中にひっそりと佇むレトロな建物。その雰囲気からも期待は高まります。
現在は、箱根の超有名日帰り温泉『天山』の系列になっているそうです。

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ピカピカに磨き上げられた廊下と窓。休憩用のお部屋は和室と洋室の個室があります。もともとは湯治宿だった館内はどこもかしこも長年使い込まれた歴史と、丁寧にリノベーションされたであろうこざっぱりした清潔さ。味わい深い風情があります。

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長い廊下の突き当たりには、お風呂があります。お風呂場から見上げる脱衣所はこんなかんじで、非常に簡素なつくりです。さて、お風呂場は… お湯の神様がいらっしゃる、としか言いようのない迫力に満ちています。

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ちょうどこの日はちょうど素晴らしいコンディションだったとのこと。滝のように音を立てて、絶え間なく熱いお湯が注がれていました。(岩からの自然湧出のない日は、手前の湯船にだけお湯が張られていて、奥の岩の側はからっぽです)
湯船は熱めと適温の二つに仕切られていて、深さはかなりあります。

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まさに「源泉」が目の前で涌き出しています。赤い岩肌のあちこちからもお湯が噴き出して、流れ落ちています。

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湯船からは滔々とお湯が溢れ出していました。惜しげもなく溢れて流れていく豊かなお湯。こちらにはすでに何度も伺っていたけれど、こんなに豊かなお湯に巡り合ったのははじめてでした。このお湯を独り占めだなんて。ああ。なんたる贅沢。なんたる幸せ。生きててよかった。お湯の神様、ありがとうございます。

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ここのお湯にはホウ酸が含まれていて、眼病に効くと言われています。金太郎、こと坂田金時が木の枝で目を突いて痛めてしまったとき、看病した姥(乳母?)が箱根権現に祈ったところ、山の向こうの湯があると夢のお告げで知らされたのがこの姥子温泉。金太郎の目は、ここで湯治して無事に良くなった、といういわれからくるのだとか。

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一大観光地である箱根とは思えないような静かな佇まい。

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お堂の手前には石仏が並んでいます。

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大湧谷、神山、駒ヶ岳などに近いこの地は、おそらく古くからの修行や祈りの場であったことでしょう。

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(2012年4月訪問)

姥子温泉 秀明館
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根110-1
Google map https://goo.gl/maps/8sqx6
0460-84-0026(冬季はお休みのはず。要確認!)

車で行くのがいちばん簡単だとは思いますが、公共交通機関でも行かれます。
○ 小田原 or 箱根湯本から伊豆箱根バス(箱根園行、かな?)姥子停留所 徒歩すぐ。
○ 箱根ロープウェー姥子駅 徒歩5分

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