来宮神社(熱海)

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「熱海の基礎は、安曇の人々の定住とともに築かれた。楠の巨木が林立するあの渓谷が、新しい村の精神的な中心となった。伊豆半島に散って行った安曇の人々は、自分たちの精神的な中心となる場所に、《来宮(きのみや)》という名前をつける癖があった。そのために、この楠の巨木を中心とする聖域も、この名前で呼ばれることになった」
〜 熱海のアースダイバー「野生の科学」所収 中沢新一

熱海駅からてくてく歩いて、くねくね曲がった坂道を、延々と上がったり下がったりしながら、初めて来宮神社にたどり着いた時には、あまりの賑やかさと世俗感に溢れた雰囲気にがっかりした、というのが正直な気持ちでした。あまりにも、あまりにも現世的な。とはいえ、拝殿の奥にそびえたつ大木には圧倒されました。泰然と、泰然と、2000年の時を生きている大木からすれば、われわれの人生なんてあっというま。ここには、誰もいない静かな時にもういちど再訪しよう、とそのときおもったものでした。

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朝6時半。誰もいない参道。

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手水舎の左側には稲荷神社。

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この磐座が、なんともいえぬ不思議な磁力を放っていました。(カメラが壊れた… こんなことふだんないのに…)

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右側には三峯神社。

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参道右側には、楠の大木。(第二の楠)

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リーフレットによると、「お水取り 1000円」と記されているのですが…
えっ? えええ???

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弁天社。この磐座は、蛇?蛙? 大きな水棲動物に見えます。

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大己貴(おおなむち)=大国主 ( → 大黒天に習合) 海から流れ着いた神様は、たいてい大己貴になるんだったっけ。さらに温泉がでるところは、だいたい大己貴(おおなむち)&少彦名(すくなひこ)が祀られているから、ともいえそうな。

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とにかく新しくて、どこもかしこもピカピカの社殿。全体にものすごくモダンで綺麗な建物が並んでいます。

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拝殿の左傍から裏に回ります。おめあてはここの大楠です。

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朝の冷たい空気の中に、すっくとそびえる大楠。
その存在に、ただただ圧倒されます。

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大楠を左から時計回りに。

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祠のある正面と側面は、力強く逞しい。

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裏側は大きな空洞ができていて、摩訶不思議な空間になっている。

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隣を流れる糸川の音が響いて、ここが熱海の街中だということが信じられないくらいの空気の濃さ。

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振り返れば、すぐそこを新幹線が走り抜けていくというのに。

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日本語版リーフレット

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英語版リーフレット

そしてまだまだ。お話はまだ終わらない。

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夜の来宮神社。
そもそも夜に神社に行くな、というお話はもちろん存じております。

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しかし、来たのです。

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そこには、確かに木霊がいました。
(夜間は23時までライトアップされているそうです。昼間とは明らかに空気が違います)

「熱海という土地を生み出した世界観は、じつに深くて広大だが、それはまず来宮神社を中心とするいまの熱海の南西部の海岸で、かたちづくられたのだった」
〜 熱海のアースダイバー「野生の科学」所収 中沢新一

来宮神社
http://www.kinomiya.or.jp/ 静岡県熱海市西山町43−1
https://goo.gl/maps/e41bZ  (Googleマップ)

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